神戸電鉄の1000系に旧塗色を復刻…戦後復興期と高度経済成長期の2パターン

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スプリンググリーンとシルバーグレーの旧塗色。写真はクハ131形。
  • スプリンググリーンとシルバーグレーの旧塗色。写真はクハ131形。
  • かつて1000系に施されていたオレンジとシルバーグレーの旧塗色。

兵庫県の神戸電鉄は4月17日、開業90周年を記念した事業の一環として、オレンジとアイボリーのツートンカラーとなっている1000系電車に旧塗色を施す「メモリアルトレイン」を運行すると発表した。

この旧塗色は、1950~1960年代の戦後復興期に使われていたスプリンググリーンとシルバーグレーのツートンカラーを3両編成の1151編成に、高度成長期の1960~1980年代に使われていたオレンジとシルバーグレーのツートンカラーを4両編成の1357編成に施す。

運行開始は、1151編成が5月20日、1357編成が7月下旬頃を予定しており、1151編成は5月19日に開催されるデビューイベントで初披露されるという。

それぞれの車内では、中吊りやドア横のポスター枠を使って、旧駅舎や車両などの写真を展示する「90年の歴史展」も行なわれる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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