GMの中国販売が過去最高、8%増の98万台 2018年第1四半期

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GMは4月8日、2018年第1四半期(1~3月)の中国における新車販売の結果を公表した。総販売台数は過去最高の98万6052台。前年同期比は8%増だった。

GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC‐GMウーリン(上海通用五菱汽車)の2社がある。また、GMの3月単月の中国実績は35万2346台。前年同月比は2%増だった。

ブランド別実績では、キャデラックブランドが1万8007台を販売。前年同月比は46%増と、大きく伸びた。2016年4月に発売した『SRX』後継車の『XT5』が、36%増の6100台と販売を牽引。セダン系では、『ATS-L』の販売が32%増の5200台と好調。最上級サルーンの『CT6』は、ほぼ2倍の1500台と大きく増えた。

ビュイックブランドが前年同月比4%増の9万2007台を販売。新型ミニバンの『GL8』をはじめ、SUVの新型『エンビジョン』が販売の中心。

シボレーブランドは、前年同月比35%増の4万7017台と好調。この他、ウーリン(Wuling)ブランドは11万8335台。低価格ブランドの宝駿(Baojun)は、7万6980台を販売する。

2017年のGMの中国新車販売は、過去最高の404万0789台。前年比は3.2%増だった。

《森脇稔》

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