日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティは4月3日、2018年第1四半期(1~3月)の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は4万0887台。前年同期比は6.1%減と落ち込む。
全販売台数4万0887台の内訳は、乗用車が前年同期比0.1%増の1万5795台と回復。ライトトラック(SUV)は9.7%減の2万5092台と、マイナスに転じる。
セダン系では、主力の『Q50』(日本名:日産『スカイライン』)が1万1701台。前年同期比は12%増と、回復を果たす。一方、『Q70』(日本名:日産『フーガ』)は、24%減の1491台と減少傾向。2016年秋に新型を投入した『Q60』も、22.8%減の2603台と後退する。
SUVでは、『QX60』が1万2024台を売り上げ、前年同期比は38.7%増と好調。『QX50』(日本名:『スカイラインクロスオーバー』)は、5.4%減の4084台と後退する。
最上級クロスオーバー車の『QX70』は、前年同期比80.4%減の570台と大きく減少。最上級SUVの『QX80』は、4.6%増の5599台と引き続き好調。コンパクトクロスオーバー車の『QX30』は、56.9%減の2815台と大きく落ち込む。
インフィニティの2017年の米国新車販売台数は、新記録となる15万3415台。前年比は10.9%増と、2桁増を達成している。