PSAグループ、欧州の生産体制を再編へ…全車電動化に対応

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PSAグループの欧州における生産体制の再編図
  • PSAグループの欧州における生産体制の再編図

PSAグループは、欧州における生産体制を再編すると発表した。オペル/ボクソールの傘下入りを受けて、さらなる生産効率の引き上げを目指す。

今回の生産再編では、主力の直列3気筒ガソリンターボ「ピュアテック」エンジンの生産を増強。フランス国内での生産能力を倍増させるとともに、2019年以降、ポーランドとハンガリーでも生産を行う。

また、フランスのトレムリー工場では2019年以降、電動車用のモーターを生産する予定。PSAグループは2025年までに、全車に電動パワートレイン車を設定する計画を掲げており、モーターに対する需要増に対応する。

PSAグループによると、同社の生産ネットワークにおいて、オペル/ボクソール車の生産が徐々に増加。そのため、PSAグループのパワートレイン技術に適合するように、グループのエンジンの生産能力を調整する、としている。

《森脇稔》

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