VW ゴルフ に新開発マイルドハイブリッド…燃費は25km/リットル

エコカー ハイブリッド
新開発のマイルドハイブリッドを積むVWゴルフの1.5TSI・ACTブルーモーション
  • 新開発のマイルドハイブリッドを積むVWゴルフの1.5TSI・ACTブルーモーション

フォルクスワーゲンは、新開発のマイルドハイブリッドシステムを、欧州向けの『ゴルフ』に搭載すると発表した。

このマイルドハイブリッドシステムを積むのが、ゴルフの「1.5TSI・ACTブルーモーション」。まずは、ゴルフのハッチバックと『ゴルフヴァリアント』に採用。その後、他のモデルにも拡大展開していく。

直噴1.5リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンには、高性能モデル向け技術の「バリアブル・タービン・ジオメトリー(VTG)」を採用。最大出力130psを発生する。トランスミッションは7速DSG。

このエンジンに、新開発のマイルドハイブリッドシステムを組み合わせる。このマイルドハイブリッドは欧州で拡大中の48Vではなく、12Vのシステムで、小型のリチウムイオンバッテリーを搭載。「エコ・コースティング」では、高速道路などでエンジンを停止した惰行走行が可能で、100km走行あたり、最大で0.4リットルのガソリン消費を節約する。

また、ACT(アクティブ・シリンダー・マネージメント)も採用。エンジン回転数が1400~4000rpm、130km/h以下の低負荷走行時において、4気筒のうちの2気筒を休止。これらの効果により、NEDCのエクストラアーバンモード燃費は25km/リットル。フォルクスワーゲンは、ディーゼルエンジンに匹敵する効率性、としている。
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《森脇稔》

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