フォルクスワーゲングループは3月13日、ドイツのベルリンで報道機関向けの年次会見を開催し、世界規模で電動車の生産を拡大すると発表した。
フォルクスワーゲングループは現在、世界3か所で電動パワートレイン車を生産。今後2年以内には、グループの9工場が、電動車の生産に備える予定。充分なバッテリーを確保するために、欧州と中国のバッテリーメーカーと提携を結ぶことでも合意している。
今回、フォルクスワーゲングループは電動化戦略をさらに進め、世界各地の16工場において、2022年末までに電動パワートレイン車の生産を開始する拡大戦略を打ち出した。
フォルクスワーゲングループのマティアス・ミュラーCEOは、「2019年から、ほぼ毎月、新しい電動車が登場する。数年後に世界のすべての地域で、最大規模の電動車を提供していく」と述べている。