ヤマハ発動機は、スポーツツーリングモデル『MT-09 トレーサー ABS』をマイナーチェンジし、名称を『トレーサー900 ABS』に改め、4月20日より発売。また、上級バリエーションとして『トレーサー900 GT ABS』を追加設定し、6月15日より発売する。
トレーサー900 ABSは、「Two Sides of the Same Coin:Sports and Travel」を開発コンセプトに、高いスポーツ性はそのままに、より快適な乗り心地とツーリング機能の強化を行った。
形状変更や表面積を拡大した新型フロントスクリーンを採用し、高速走行などでライダーへの風の影響を抑えたほか、機敏な走行を支える新設計ハンドルバー/ブラッシュガードを装備。快適性に優れた新デザインの前後シートやサイドケース用マウントの設定など、ツーリングでの使い勝手を高めている。また、60mm延長した新設計の高剛性リアアームを採用し、高速走行時、旋回時の優れたトラクションを実現している。
また上級バリエーションのトレーサー900 GT ABSは、フロントサスペンションにフルアジャスタブル機能(伸圧減衰)を、リアサスペンションにリモート操作式プリロード調整機能を追加。さらにフルカラーTFT液晶マルチファンクションディスプレイやクルーズコントロールシステム、グリップウォーマーなどを搭載し、スポーツツーリング性能の充実させた。
価格はトレーサー900 ABSが111万2400円、トレーサー900 GT ABSが119万8800円。