VWグループが電動化を加速、乗用車から商用車までフルライン化…ジュネーブモーターショー2018で発表

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フォルクスワーゲンの次世代電動車「I.D.」ファミリー(ジュネーブモーターショー2018)
  • フォルクスワーゲンの次世代電動車「I.D.」ファミリー(ジュネーブモーターショー2018)
  • ポルシェ・ミッションE
  • アウディ e-tronプロトタイプ

フォルクスワーゲングループは、スイスで開催中のジュネーブモーターショー2018において、電動化に向けた戦略「e-モビリティ」を加速させると発表した。

フォルクスワーゲングループはすでに、グループ全体でEVとプラグインハイブリッド車(PHV)を8車種用意。2018年以降、電動車のラインナップをさらに拡大していく。

具体的には、アウディブランドが2018年、航続距離500kmの性能を備えたブランド初の電動SUV、アウディ『e-tron』を投入する予定。2019年には、ポルシェブランドの4ドアEVスポーツカー、『ミッションE』、フォルクスワーゲンブランドの『I.D.』のリリースを計画している。

商用車では、フォルクスワーゲン商用車ブランドが2018年秋、『eクラフター』を発売予定。大型商用車のMANとスカニアは、初の都市向けEVバスが2018年内に試験運用を開始し、2019年から量産に移行する計画。

フォルクスワーゲングループのマティアス・ミュラーCEOは、「我々は電動化戦略のRoadmap Eを迅速かつ確固たる決意を持って実行している。フォルクスワーゲングループは、eモビリティがあらゆる分野で飛躍的に普及するための手助けをしたいと考えている」と述べている。

《森脇稔》

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