日本ユニシスは、2018年秋から西武鉄道駅構内の安全性向上・駅係員負荷軽減を実現するロボットを使った実証実験を実施する。
インバウンド観光客の増加に伴って乗降客の急増が予測される首都圏の駅で、安全性向上や従業員の警備・監視業務負荷軽減のニーズがあり、自律移動ロボットが駅構内の警備、監視を行うことに期待が高まっている。
今回、同社はアースアイズ、西武鉄道との共同研究開発事業として、東京都立産業技術研究センターが試作開発中の自律移動型案内ロボット「Libra」(リブラ)と屋外利用を目指す試作ロボット「Taurus」(トーラス)の防水、防塵、踏破能力を組み合わせ、不審者、不審物などを検知、通報する仕組みを実現した自律移動型ロボットを開発する。
今秋から西武鉄道の一部駅構内での実証実験を開始する予定。