ポルシェ パナメーラターボ…917と911由来のリアアクスルステア[詳細画像]

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ポルシェ・パナメーラターボ
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第2世代に進化したポルシェ『パナメーラ』は、スポーツカーとラグジュアリーサルーンを融合させた1台である。

初代パナメーラは2009年、パナメーラはラグジュアリースポーツサルーンという新たなセグメントを切り開いた。それ以来、15 万台以上のパナメーラが販売された。

パナメーラターボのV型8気筒ツインターボエンジンは最高出力550psを発揮。フルタイム4WDと新しい8速ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)が装備されている。

そのデザインは、長く、ダイナミックなプロポーションと目を引くショルダー、力強いサイドパネル、そしてリアを 20 mm 低くしたことで引き締まったルーフラインが大きな特徴だ。このポルシェ特有のフライランが、ポルシェのデザインアイコンである 911 とのスタイル上のつながりを感じさせている。

新型パナメーラのコンセプトに合わせて、シャシーにもラグジュアリーサルーンの走行快適性と真のスポーツカーの性能を兼ね備えている。これはオプションのポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)を含む新しい3チャンバーテクノロジー付アダプディブエアサスペンション、ポルシェ・トルク・ベクトリングプラス(PTV Plus)とアクティブロールスタビライザーを含む強化されたポルシェ・ダイナミックシャシー・コントロール・スポーツ(PDCC Sport)、および新型の電気機械式パワーステアリングなどのシステムが、基本レイアウトを補完し実現した。

シャシーは統合された4Dシャシーコントロールシステムによって制御されている。このシステムは、車両の走行挙動をリアルタイムに検出してシャシーを制御することで、パナメーラのパフォーマンスを最大限に発揮。さらにポルシェは、スポーツカーのステアリング精度とハンドリングをニュー パナメーラで実現するために、『918スパイダー』と『911ターボ』由来の装備であるリアアクスルステアを採用した。また、ブレーキの性能も改善されている。

パナメーラターボの価格は2377万円となっている。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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