JR貨物、臨時列車を運転 引越しシーズンのトラックドライバー不足に対応

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コンテナ列車の例
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日本貨物鉄道(JR貨物)は、トラックドライバー不足に対応するため、3月上旬から4月上旬にかけて臨時列車を運転して輸送力を増強すると発表した。

鉄道コンテナ輸送は、今年1月に入って長期間発生していた大雪など、自然災害の影響を受けているものの、トラックドライバー不足への対応や、CO2削減といった環境対応を目的に、鉄道へのモーダルシフトの動きは積合せ貨物を中心に引き続き顕著に推移している。

特に3月は、年度末で輸送需要が旺盛で、中旬以降はそれに加えて引越貨物の増加も見込まれ、昨年12月以上にトラックドライバーが不足する可能性がある。

同社では、これに対応するため3月上旬から4月初旬にかけて、大阪発・鳥栖(佐賀県)着、北九州発・大阪着、隅田川(東京都)発・札幌着、札幌発・隅田川着の4区間で延べ30本の臨時貨物列車を運転する。また、引越し貨物需要に対応するため、21区間で延べ68本の貨物列車の曜日運休を解除、12フィートコンテナ換算で9870個(4万9350トン)分輸送力を増強する。

《レスポンス編集部》

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