露天の湯船で迎えるご来光!! 冬のほったらかし温泉---日の出1時間前から営業

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ほったらかし温泉
  • ほったらかし温泉
  • ほったらかし温泉
  • 日の出の一時間ほど前に開場する。
  • 12月~2月は6時から入浴可能。
  • ほったらかし温泉
  • あたりが次第に白々としてくる明け方の風景も幻想的。
  • 富士山はじめ、周りの山々の雪化粧もこの時期ならでは。冷たく清涼感のある空気で風景も美しい。
  • その暖かさ以上に、ストーブがあることの温もりを感じる。
好きな温泉は? と尋ねると「ほったらかし温泉」という人もいる、山梨県内の人気スポット。冬の朝がまた格別だ。

ほったらかし温泉は、山梨県山梨市の東向きの斜面の高いところに位置する。甲府市の中心からクルマで約30分。中央自動車道一宮御坂IC、勝沼ICどちらを利用しても一般道に降りてから約25分ほど。国道140号線を通り雁坂トンネルを経由すると秩父からも90分ほどという場所にある。ここを組み合わせてドライブの計画を立てる人は多いようで、浴室での仲間内で、ドライブやクルマ旅の「振り返り」や「打ち合わせ」をしている人がいる。

新源泉になったお湯はpH10.1としっかりとしたアルカリ性ながら、蒸発残留物190mgと、数値的にはむしろ控えめな単純泉だ。しかし、源泉が異なればキャラクターの異なるのが温泉の魅力。立地も泉質のうちだと思えるのがこの「ほったらかし温泉」ではないだろうか。お肌がすべすべになることはもちろんのこと、甲府盆地を見渡せる景色を眺めてゆったり入れば、真冬の冷えた体も温まり、日ごろ貯まった疲労やストレスもすっかり流せそうである。

ここは季節によって営業時間が異なる。日の出の1時間ほど前から営業を開始するというのがここのスタイルだ。12月から2月は午前6時に開場する。

まだあたりがようやく白々としてきたかというころ、すでに大勢の人が集まっており、我先にと風呂場に入っていった。この時期の甲府盆地は、標高の低いところでも零下の気温になることは珍しくない。早々入場券を購入して受付で渡すと「寒いですね、今何度くらいでしょうかね? ストーブも全然温まりません」と話していた。

屋内にも湯船はあるが、露天風呂がメイン。白々とした空はみるみる明るくなり、輝く太陽が姿を見せるにつれ、甲府盆地が朝を迎える瞬間に立ち会えるのは感動的でもある。

冷たく澄み切った空気、そして彼方に頂をのぞかせる富士山をはじめ、周りの山々も雪化粧しているこの時期の朝の風景は格別だ。ご来光を見に山の上まで行くのは難儀だが、風呂に肩まで浸かって見ることができるのだ。首から上が十分に寒いため、のぼせることもない(むしろ温度差によるショックを防ぐためにも、いつもにもましてかかり湯が励行される)。

風呂から上がったら、「気まぐれ屋」で朝ごはんも食べておきたい。卵かけごはんと季節の野菜の入ったお味噌汁のセットでワンコインの500円。露天風呂からの景色とほとんど同じ風景を見ながら食べることができる朝ごはんだ。この日のお味噌汁ははシイタケと三つ葉が豊かに一杯。お好みでカップの納豆も一個サービスで付く。営業は「その日のごはんが無くなったら」終了とのことなのでお早めに。

ドライブに出かけるときは、何かをするという目的もあるだろうが、「その前に朝風呂」というのを組み合わせると、旅の充実度もアップする。
《中込健太郎》

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