日産自動車の米国法人、北米日産は2月4日、『アルマーダ』の「スノー・パトロール」を発表した。実車は2月8日、米国で開幕するシカゴモーターショー2018において、初公開される。
初代アルマーダは2003年に発表。日産の北米向けフルサイズSUVで、日産の大型ピックアップトラック、『タイタン』の車台をベースに開発された。2016年に発表された現行アルマーダは、2世代目モデル。日産が主に中東市場で販売している大型SUV、『パトロール』が、米国に2代目アルマーダとして導入された。
外観はパトロールに対して、フロントグリルをアルマーダ専用デザインに変更。パトロールでは横基調のメッキグリルが、新型アルマーダではブラックアウトされた。パワートレーンもパトロール譲り。5.6リットルV型8気筒ガソリンエンジンを搭載。最大出力390hpを発生する。トランスミッションは、7速ATを組み合わせている。
シカゴモーターショー2018で初公開される予定のスノー・パトロールは、アルマーダをベースにしたワンオフモデル。雪上での走破性能を高めるカスタマイズが施された。車高を76mm引き上げ、オフロードタイヤを装着。フロントバンパーは専用デザインとなり、スタックの際の脱出を容易にするウインチが装着されている。