メルセデスベンツが新燃費計測モード「WLTP」導入へ…2018年秋までに全車

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新燃費計測モード「WLTP」導入してテストを行うメルセデスベンツCLSクーペ新型
  • 新燃費計測モード「WLTP」導入してテストを行うメルセデスベンツCLSクーペ新型

メルセデスベンツは2018年秋までに、乗用車の全ラインナップを、新燃費計測モード「WLTP」に切り替えると発表した。

WLTPは、主に乗用車に適用される国際調和排出ガス・燃費試験法。乗用車や小型商用車の燃費、CO2や大気汚染物質の排出量について、国際的な標準試験方法を定めたもの。

メルセデスベンツは欧州では1992年から、燃費やCO2に関して、NEDC(ニュー・ヨーロッパ・ドライビング・サイクル)と呼ばれる計測方法を導入してきた。これを順次、より実走行に近いテスト結果となるWLTPに切り替えていく。

メルセデスベンツで最初にWLTPを採用したのが、新型『CLSクーペ』。メルセデスベンツによると、WLTP認定には、NEDCの約2倍の時間と労力が必要になるという。

《森脇稔》

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