ポルシェジャパン、カヌー銅メダリスト羽根田選手のドライビングアスリート任命式

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  • ポルシェジャパン 七五三敏幸 社長
  • カヌー・スラローム 羽根田卓也 選手

ポルシェジャパンはポルシェドライビングアスリートとしてアンバサダー契約を締結したリオ五輪カヌー・スラローム男子カナディアンシングル銅メダリスト羽根田卓也選手の任命式を1月26日、都内で開いた。

ポルシェジャパンの七五三木敏幸社長は任命式で「ポルシェがSUVのマーケットにおいてもリードしていくためには、常に進化して挑戦を続けていかなくてはならないと思っている。羽根田選手は17歳の時からヨーロッパに渡り、本当に熾烈なヨーロッパの競技会の中で自分を磨こうと挑戦している。さらに毎年毎年、そして毎日毎日、その技術、スキルを進化させているということで、我々の思いと我々がこういう方向に行きたいということを、まさに表しているアスリートの方ということで任命した」と、羽根田選手に白羽の矢を立てた経緯を語った。

一方、羽根田選手は「本当にこんなにうれしくて名誉なことは、今までの自分の人生の中でもなかったことなので、最初に話を頂いた時は、『ポ、ポルシェですか』と声が裏返ってしまった」ことを明かした上で、「ポルシェのテーマである進化と挑戦、自分もアスリートとしてカヌー競技者として常に毎日、進化と挑戦を心がけていたので、そうしたところを見て頂き、評価して頂いたことは本当に選手として光栄に思う。これからポルシェの名に恥じないよう頑張りたい」と抱負を語った。

また2018年の展望や活動について聞かれた羽根田選手は「今年は4年に一度のアジア大会がインドネシアで開かれるので、そこでは必ず、前大会でも金メダルを取ることができたので連覇を必ずしていきたい。9月に世界チャンピオンを決める大会があるので、それに向けて毎日精進している」と述べた。

リオ五輪銅メダリストの羽根田選手には東京五輪での活躍が期待されているが、「トップタイムを出せる選手ではないと東京五輪で金メダルは狙えないとわかっているので、リオ五輪でメダルが獲れたから満足、現状維持で東京五輪に臨むのではなく、ひと皮むけて挑戦して進化を遂げた状態で東京五輪に臨みたい」と意気込みを熱く語った。

任命式では羽根田選手が使用しているカヌーをルーフキャリアに搭載した『マカン』のボンネットに、羽根田選手が直筆でサインするパフォーマンスも行われ、「今まで書いた中で一番良いサインが書けた」と羽根田選手は満足げな表情だった。

なお羽根田選手がサインしたマカンは、ポルシェジャパンが六本木ヒルズに1月27~28日の期間限定で開設する「マカン バレンタイン カフェ」の店舗内に展示されるという。

七五三木社長は任命式に先立ち行った会見で電気自動車(EV)やプラグインハイブリッドといった電動化車両への取り組みを改めて示し、「ポルシェジャパンでは2020年の国内マーケットにおけるEVとPHEVの販売比率を2ケタまで増加させ、さらにはSUVを始めとした主力モデルの電動化を視野に入れている。それによってEVとPHEVの販売比率40%以上というターゲットを達成するための具体的な準備を進めている。プレミアムSUV市場においても電動化は持続可能な成長に対しては非常に重要で、そして欠かせないものである」と強調した。

《小松哲也》

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