BMWグループは12月18日、米国のソリッドパワー社と提携し、次世代EV向けソリッドステートバッテリー(全固体電池)を共同開発すると発表した。
ソリッドステートバッテリーあるいは全固体電池は、EVなど現在の電動車で主流のリチウムイオンバッテリーが液体を使用しているのに対して、液体を使わず固体で構成されるバッテリー。エネルギー密度や安全性などの面で、リチウムイオンバッテリーよりも優れ、次世代のバッテリーとして注目されている。
BMWグループと提携を結んだソリッドパワー社は、米国のコロラド大学から2012年に生まれたスタートアップ企業。ソリッドステートバッテリーの開発を手がけてきた。
今回の提携によって、BMWグループはソリッドパワー社を支援。次世代の高性能EVに必要な性能レベルを備えたソリッドステートバッテリーの開発を促進していく。