VW ポロGTI のラリーレーサー「R5」発表…1.6ターボは272hp

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新型フォルクスワーゲン・ポロGTI R5
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フォルクスワーゲンは12月4日、新型『ポロGTI』ベースのラリーマシン、「ポロGTI R5」を発表した。

同車は、WRC(世界ラリー選手権)において、4度タイトルを獲得した「ポロR WRC」のノウハウを導入して開発。フォルクスワーゲンはWRCのトップカテゴリーにおけるワークス参戦からは撤退しているが、WRCを含む「R5」カテゴリーのラリーに参戦する顧客をサポートする目的で、ポロGTI R5を開発した。

R5カテゴリーは、排気量が1.6リットルの4気筒エンジンを搭載。車両の最低重量は1230kgとし、駆動方式には4WDが認められている。

ポロGTI R5は直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載。最大出力は272hp、最大トルクは40.8kgmを引き出す。トランスミッションは5速シーケンシャル。車両重量は1320kgで、0~100km/h加速4.1秒の性能を発揮する。

フォルクスワーゲンは2018年後半から、ポロGTI R5をラリーに参戦する顧客に向けて販売する計画。実戦デビューも、2018年後半が見込まれている。

《森脇稔》

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