路線バス事業者の黒字比率は36.2%、赤字幅は改善

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路線バスの例(日野レインボー)
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国土交通省は、2016年度の乗合バス事業者246者(保有車両30台以上)の収支状況を発表した。

調査事業者合計の収入は前年度比0.5%増の7247億円と微増だったが、支出が同1.0%増の7508億円と増えた。損益は261億円の赤字ながら赤字額は改善した。

経常収支率は前年度から0.5ポイント悪化して96.5%だった。マイナスは5年ぶり。このうち、民営は97.2%、公営が94.2%だった。大都市部は103.1%と高い水準だったものの、その他地域が87.4%にとどまった。

黒字の事業者は89者で、調査対象事業者全体の36.2%にとどまった。

《レスポンス編集部》

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