タカタ、米国とカナダで民事再生手続きが承認…提訴や強制執行が禁止

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タカタのエアバッグ(車はホンダ・アコード) (c) Getty Images
  • タカタのエアバッグ(車はホンダ・アコード) (c) Getty Images

タカタは、米国とカナダの裁判所に申請していた外国倒産手続きが承認されたと発表した。

タカタ、タカタ九州、タカタサービスは、8月9日(現地時間)に米国デラウェア地区連邦倒産裁判所に対して米国連邦倒産法第15章に基づき民事再生手続の承認を申請し、同裁判所が仮の救済命令を発令されたが、同裁判所が再生手続きを外国主手続きとする承認を決定した。

また、タカタは、カナダのオンタリオ州高等裁判所にカナダ会社債権者整理法第4部に基づき、再生手続きの承認を申請していた。同裁判所は再生手続きを外国主手続きとする承認を決定したのに続いて、東京地方裁判所民事第20部が決定した再生手続き開始のうち、債権に関する手続きを決定した。

両裁判所の承認決定により、再生手続きの効力が米国内とカナダで承認され、タカタに対する米国とカナダでの訴訟提起、タカタが米国とカナダに保有する資産に対する強制執行などが禁止される。

《レスポンス編集部》

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