室蘭で石炭時代の鉄道遺産などを巡るイベント…当時を知る人のインタビュー座談会も 11月23日

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「室蘭入江地区の鉄道・石炭時代の歴史遺産探検ウォーキング」のスタート地点である旧室蘭駅は、明治時代の1912年に建てられた。新駅舎が建つ1997年まで現役だった。
  • 「室蘭入江地区の鉄道・石炭時代の歴史遺産探検ウォーキング」のスタート地点である旧室蘭駅は、明治時代の1912年に建てられた。新駅舎が建つ1997年まで現役だった。

むろらん100年建造物保存活用会は11月23日、「室蘭入江地区の鉄道・石炭時代の歴史遺産探検ウォーキング」を開催する。

北海道では鉄の街として知られている室蘭市は、かつて、入江地区が北海道各地から産出される石炭の積出拠点として栄えていたが、このウォーキングイベントでは、現在も残る鉄道を含めた石炭時代の歴史遺産を訪ねる。

当日は旧室蘭駅前を出発。入江臨海公園や入江運動公園、旧国鉄線跡、港文学館を巡る。開催時間は13時から14時30分までで、参加費用は100円。

また、15時から17時までは、室蘭の石炭積出し時代を知る堀田繁雄氏(元室蘭市議会議員)をゲストに迎え、室蘭市文化センターで石炭と当時の社会について学ぶインタビュー座談会も開催される。参加費用は300円。

むろらん100年建造物保存活用会は、旧室蘭駅周辺に残る、石炭時代の歴史的建造物「旧三菱合資会社室蘭出張所」の保存活用を行なうために設立された一般社団法人。2018年に迎える明治維新北海道開基150年に向かって、「歴史と文化の薫るまち・室蘭」を感じてもらうためのイベントやPR支援、記録発信といった活動を行なっている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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