BMWは11月10日、新型SUVの『X2』の顧客体験に、マイクロソフトの「ホロレンズ」(HoloLens)を導入した、と発表した。
マイクロソフトのホロレンズは、複合現実感が特徴。ワイヤレスのヘッドセットを装着すれば、バーチャルな空間と融合した世界が体験できる。
BMWは、マイクロソフトのホロレンズを、新型SUVのX2の顧客体験に導入。この顧客体験は、「BMW X2ホロ・エクスペリエンス」と命名。マイクロソフトのホロレンズと、WindowsのMixed Reality(ミックスド・リアリティ)をベースとしたシステムで、ヘッドセットを装着した顧客は、X2のボディカラーのイメージを確認したり、試乗したりすることができる。
BMW X2ホロ・エクスペリエンスは、まずはドイツで開始し、世界規模へ拡大展開する予定。BMWのUwe Dreher氏は、「X2は若くてデジタルに精通した新しい顧客がターゲット。ホロ・エクスペリエンスが、このターゲットグループに最大限アピールすることを期待している」と述べている。