フランスに本拠を置くイーソフトシングス(eSoftThings)社は11月6日、ルネサスエレクトロニクスの「R-Carコンソーシアム」のメンバーに加わったと発表した。
R-Carコンソーシアムは、自動運転時代の車載コンピューティングプラットフォーム「R-Car」を核とした様々なパートナーとのコラボレーションにより、統合コクピットソリューションを追求しているコンソーシアム。
2014年に設立されたイーソフトシングスは、フランス・レンヌ市に本社を置く。同社は、先進運転支援システム(ADAS)と自動運転向けコンピュータービジョン技術の開発と技術サポートなどを手がけている。
この数年間、イーソフトシングスは、ルネサスのADASと自動運転に向けたプラットフォーム「ルネサス・オートノミー」の一環として、「R-Car SoC」と「RH850 MCU」を用いたシステムをルネサスと共同開発してきた。
今後はR-Carコンソーシアムの会員として、イーソフトシングスはR-Car SoCを最適化するコンピュータービジョン技術を使ったADASと自動運転の開発促進を図っていく。