【ホンダ シビック 新型】受注1万2000台で タイプR の納車は2018年夏に

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ホンダ シビックタイプR
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ホンダの倉石誠司副社長は11月1日に都内にある本社で開いた決算会見で9月に発売した新型『シビック』の受注台数が月販目標の6倍に達して供給が追い付かず、なかでもタイプRの納車時期が2018年夏になっていることを明らかにした。

倉石副社長は「受注は1万2000台で、我々の思っていた以上にお客様にご好評を頂いている。とくに5ドアハッチバックと『タイプR』については供給が間に合わないということで、かなりお待たせしている状況になっている」と述べた。

6年ぶりに日本で復活したシビックは9月29日に発売され、月販目標は2000台となっている。4ドアセダンは埼玉県の寄居工場で生産され、ハッチバックとタイプRはイギリスの工場から供給している。

ホンダ広報部によると1万2000台の受注台数の内訳は、ハッチバックが半数を占め、残りをタイプRとセダンが分け合っているという。

具体的な納車状況は「現状でいうとセダンが年明け、ハッチバックが来年4月、タイプRは来年夏というくらいの状況。これを早くするべく生産の方にお願いしている最中」と倉石副社長は説明した。

また想定を超える受注を得ていることについて倉石副社長は「昔のシビックを持っている人から『これはシビックじゃないとか』とか『ちょっと大きい』とも言われたが、日本でもアウディなどの輸入車が増えてきていて、そうした輸入車にお乗りのお客様からみても十分対抗できるバリューフォーマネーがあり、スタイリングも非常に良くて、これ自体みなさん認めてくれている」との分析を披露した。

その上で「4ドアセダンも計画通りになってきているので、これは我々としても(シビック再投入を)チャレンジして良かったなと思っている。同様に『CR-V』もまた来年チャレンジする。もともとのお客様からは、出すことになって良かったとも言って頂いていて、グローバル機種は日本にどんどんこれからも出していきたい」と話していた。

新型『CR-V』はすでに中国など海外で販売が始まっているが、日本では4代目の販売が終了した2016年9月以降、カタログモデルから外されている。しかし、ホンダの八郷隆弘社長が10月25日に東京モーターショー会場で行った報道向け説明会で「新型CR-Vを来年日本に投入する。ハイブリッド仕様や3列仕様をラインアップする」ことを表明している。

《小松哲也》

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