約39年間に渡って無免許運転していた男、ひき逃げで逮捕

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10月中旬に京都府京都市伏見区内の市道で発生したひき逃げ事件について、京都府警は10月30日、同区内に在住する男をひき逃げ容疑で逮捕した。約39年間に渡って無免許運転を続けていたという。

京都府警・伏見署によると、問題の事故は2017年10月20日の午後2時50分ごろ発生している。京都市伏見区向島庚申町付近の市道(幅員約3.5mの直線区間)で、道路を歩いてた7歳の女児に対し、進行してきた軽乗用車が衝突。女児は前歯を折るなどの軽傷を負ったが、クルマはそのまま逃走した。

警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始。現場周辺に設置された防犯カメラ映像を分析し、同区内に在住する65歳の男が関与したものと判断して、30日に自動車運転死傷行為処罰法違反(無免許運転過失致傷)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

男は1978年に違反累積で免許取消の処分を受けて以降、約39年間に渡って無免許運転を続けていた。聴取に対しても「無免許の発覚を恐れて逃げた」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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