トヨタ自動車は10月30日、9月および2017年度上半期(4~9月)の生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表した。
●世界生産台数、5か月連続マイナス 9月
9月の世界生産台数は前年同月比3.0%減の78万5487台で、5か月連続のマイナスとなった。
国内生産は同10.2%減の27万6398台で5か月連続のマイナス。海外生産は中南米や欧州、アジア、アフリカで増加し、同1.5%増の50万9089台と4か月ぶりのプラスとなった。
国内販売は同7.1%減の13万7942台で3か月連続のマイナス。レクサスブランド車の販売は同16.2%減の3632台。軽自動車の販売は同7.9%減の2760台だった。除軽市場のシェアは同3.4ポイントダウンの42.5%となった。
輸出は同0.4%減の16万8581台で2か月ぶりのマイナス。中南米や中近東、アフリカに向けた輸出が減少した。
●輸出が5年ぶりのプラス 2017年度上半期
2017年度上半期の世界生産台数は、前年同期比1.8%減の442万0838台で、2年ぶりのマイナスとなった。
国内生産は同3.0%減の153万5656台で2年ぶりのマイナス。海外生産も同1.1%減の288万5182台で2年ぶりのマイナスとなった。
国内販売は同0.7%減の77万3892台で3年ぶりのマイナス、輸出は同5.6%増の89万7085台で5年ぶりのプラスとなった。