【プレミアムワールドモーターフェア】マセラティが浸透しつつある静岡県エリア

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マセラティ浜松(プレミアムワールドモーターフェア)
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プレミアムワールドモーターフェアの会場には、マセラティ浜松が出展。『クワトロポルテGTS』と『ギブリ』、『レヴァンテ』を展示、賑わいを見せていた。

レヴァンテはじめ最近は話題に事欠かないマセラティ。静岡県内をメインに展開するマセラティ浜松のセールスマネージャーの神ノ門氏にお話を伺った。「現在一番の人気はレヴァンテです。これは国内はもとより世界的に見ても同じ傾向のようです。日本では、特に首都圏で人気の高いレヴァンテのディーゼルモデルは、静岡エリアではほとんど出ません。レヴァンテSとレヴァンテが半々で出ているような状況です」。

「理由として考えられるのが、絶対的な燃費も決して悪くないということは言えるのではないでしょうか。確かにパフォーマンスをフルに発揮させようとすれば、それなりに燃料は消費します。いっぽうで、普通に流すと1リットルあたり8km前後の燃費を維持するのは困難ではありません。このクラスのクルマとしては許容範囲なのではないでしょうか。であれば、エグゾーストノートも含めて、よりマセラティらしさを色濃く盛り込んでいるガソリンモデルを、という方が多いように感じます」。

「相対的にディーゼルモデルの方が静かなので、むしろそこを評価してくださる方もいらっしゃるのですが、これは他のディーゼルモデルにはないことかもしれません」

そして静岡エリアでもマセラティはかなりファンを獲得していると神ノ門氏は話す。「浸透してきていると思いますね。中にはほかの所有車をやめてマセラティに絞り込む方も少なくありません。保守的な方も多く、安易に新しいモノに飛びつくことはしにくい県民性はあるかもしれませんが、ひとたび気に入ると、それだけに集中、という方も少なくないのが特徴かもしれません」。

「ですので、プレミアムワールド・モーターフェアは私たちにとっていい機会だと考えております。存在は知っているし、ブランドも聞いたことはあるが、いざショウルームに足を運ぶとなると敷居が高い、と感じている方はまだ多いようです」

他と競わない。比較されないクルマ。そんなマセラティの虜になるユーザーは静岡にも増えているようだ。「先日、新型『グラントゥーリズモ』も日本で発表されました。世界的に見て日本市場は、『グラントゥーリズモ』クーペとそのオープンモデルの『グランカブリオ』をお求めになる方が多いのですが、静岡に関しても特徴的と感じている点は、あまり販売台数の波がないクルマだということです」。

「仕様変更でテコ入れしないと台数が落ち込むことはあまりない印象があります。販売ボリュームとしてはほかのモデルが多いのですが、少ないながらもコンスタントに販売の出るモデルです。ステータスシンボルとしての価値が強くなりがちなモデルが同価格帯・クラスにありますが、そういうクルマの中には、ニューモデル効果が表れるクルマがあります。マセラティは本当に好きな人が選んでいる、このクルマで誰かと何かを競おうとしていない人が選んでいる、と言えるかもしれません」

《中込健太郎》

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