飲酒運転に信号無視、登校中の児童をひき逃げした男を逮捕

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4日午前7時50分ごろ、神奈川県藤沢市内の県道で、徒歩で横断歩道を渡っていた登校中の児童に対し、進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。クルマは逃走したが、事故を目撃したバイクが追跡して抑止。警察は運転していた男を逮捕している。

神奈川県警・藤沢北署によると、現場は藤沢市石川6丁目付近で片側1車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。小学生の児童3人は青信号に従い、徒歩で横断歩道を渡っていたところ、赤信号を無視して交差進行してきた乗用車にはねられた。

この事故で10歳の男児と女児、7歳の女児が足などを打撲する軽傷。クルマはそのまま逃走したが、事故を目撃したバイクの運転者が追跡して約200m先で抑止。駆けつけた同署員が運転していた29歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「事故を起こしたことは間違いない」などと供述しているようだ。呼気からは酒気帯び相当量のアルコール分も検出されており、警察では飲酒運転の発覚を恐れて逃走したものとみて、飲酒した場所や量の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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