【CEATEC 2017】グラフィカルなQRコードをコンテンツとして活用…デンソー

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デンソーブース
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  • 一見したところではQRコードには見えない
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  • DELITA
  • DELITA。表情が変わっているのがわかる。

デンソーは CEATEC JAPAN 2017 に出展し、“人にやさしい位置情報コード”『MapQR』や、未来の物流に向けた取り組み『DELITA PROJECT』をアピールした。

MapQRは、地点情報をグラフィカルなQRコードにしたもの。見た目にはスポットの紹介画像と一体化しており、コンテンツとして自然に溶け込んでいるのが特徴だ。MapQR対応アプリで読み取ると、地点に関する情報コンテンツや位置情報を取得することができる。また、同社のカーナビ車載機連携アプリ『NaviCon』もMapQRに対応。読み取った情報をカーナビに転送することも可能だ。

MapQRは観光ガイドブックなどの紙媒体に掲載が始まっている。担当者によると、「ドライブ向けの雑誌や観光ガイドマップ、道の駅のスタンプラリー台帳といったものにも掲載が始まっている」とのことだ。

また、DELITA PROJECTと名付けられた展示は、未来の物流に向けた取り組み。「送る人も受け取る人もハッピーになれる自律移動型宅配ロボット」をコンセプトに、表情を表示する画面をトランクに装着した形のロボット『DELITA』が展示された。

このところ同様の宅配ロボットの開発が盛んで、先日ZMPからも宅配ロボット『キャリロデリバリー』が発表されたが、「DELITAは、お互いの“気持ち”もあわせて運ぶことを目指したい」と担当者は説明した。

《佐藤耕一》

日本自動車ジャーナリスト協会会員 佐藤耕一

自動車メディアの副編集長として活動したのち、IT企業にて自動車メーカー・サプライヤー向けのビジネス開発を経験し、のち独立。EV・電動車やCASE領域を中心に活動中。日本自動車ジャーナリスト協会会員

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