大阪環状線最後の103系を京都鉄道博物館で展示…高低のクハ103形が揃う 11月3~6日

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10月3日が最後の運行となった大阪環状線の103系。その最終編成(LA4)の先頭車(クハ103-843)が京都鉄道博物館で、ウグイス色のクハ103形とともに展示される。
  • 10月3日が最後の運行となった大阪環状線の103系。その最終編成(LA4)の先頭車(クハ103-843)が京都鉄道博物館で、ウグイス色のクハ103形とともに展示される。

京都鉄道博物館(京都市下京区)は、10月3日の運行を最後に大阪環状線から引退する103系を、11月3~6日に同館本館1階の「車両のしくみ/車両工場」エリアで展示する。展示時間は各日10時から15時まで。

展示される車両は、大阪環状線やJRゆめ咲線(桜島線)で運用されていたオレンジ色のクハ103形(クハ103-843)と、大和路線(関西本線)やおおさか東線で運用されていたウグイス色のクハ103形。

クハ103-843は1981年に川崎重工業で製造され、当時の宮原電車区にカナリア色で新製配置された。晩年はJR西日本吹田総合車両所森ノ宮支所に在籍し、同所の103系LA4編成に組み込まれた。この編成が大阪環状線最後の103系編成となった。

京都鉄道博物館では、オレンジ色で低運転台のクハ103-1が本館プロムナードで展示されているが、高運転台のクハ103-843が展示されることにより、高低両タイプのクハ103形を見学することができる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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