ルノーは10月2日、欧州で初めて、自動運転車による公道でのオンデマンドのモビリティ実験サービスを開始した、と発表した。
このプロジェクトは「ルーアン・ノルマンディー自動運転ラボ」と命名。プロジェクトには、ルノーなど複数のパートナーが参画している。
ルノーはコンパクトEVの『ゾエ』をベースにした自動運転車5台を開発。フランス西部に位置し、ノルマンディー地域圏の首府のルーアンにおいて、5台の自動運転車が一般人を乗せて、公道でのオンデマンドのモビリティ実験サービスを開始した。
実験に参加する利用者は、専用のスマートフォンアプリを使用。3つのルート上の17の停留所を指定して、リアルタイムで乗車を予約することができる。
プロジェクトの総予算は、1100万ユーロ。60%は民間投資家から資金を集め、40%は自治体などが負担している。