JR貨物は9月27日、日豊本線臼杵~佐伯間の運転見合わせに伴い開始したトラック代行輸送の概要を発表した。
JR九州の日豊本線は台風18号の影響で土砂の流入などが発生し、現在も臼杵~佐伯間で運転を見合わせている。この区間では通常、JR貨物も福岡・北九州・関東・関西の各地区と延岡地区を結ぶ貨物列車を1日4本運行している。1日あたりの輸送力(往復)は5tコンテナ186個(930t)で、化学薬品や科学工業品、食料工業品などを運んでいる。
トラック代行輸送は9月26日から、西大分駅~延岡駅間と都城オフレールステーション~佐土原オフレールステーション間で開始。いずれも5tコンテナ換算で往復30個分の輸送力になる。日曜日は運休するが、祝日の運行は検討中という。