ボッシュと米ニコラ、燃料電池EVトラックを共同開発…最大出力1000hp以上

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ボッシュと米ニコラが共同開発する燃料電池EVトラック
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ボッシュと米国のニコラモーター社(以下、ニコラ)は9月18日、世界初の水素燃料電池を搭載する電動トラックを共同開発すると発表した。

ボッシュとニコラが共同開発するのは、新型トラック用の電動パワートレイン。ボッシュの「eAxle」を、新型トラックのパワートレインに組み込む。

この電動パワートレインは、最大出力が1000hp以上、最大トルクが276kgm以上とパワフル。ニコラが2021年までに発売を計画している水素燃料電池トラックに搭載される予定。

ボッシュが開発したeAxleは、モーター、パワーエレクトロニクス、トランスミッションを1つのコンパクトなユニットに統合。小型乗用車から軽商用車まで、あらゆる種類の車両に適合する。ニコラとボッシュはこのノウハウを応用して、長距離トラック用の世界初のデュアルモーター商用車向けeAxleを開発する。

さらにボッシュとニコラは、安全コンセプトと車両の電気アーキテクチャを含むニコラの車種ラインアップ向けに、総合的なパワートレインシステムを共同開発する方針。

《森脇稔》

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