ボルボカーズは9月8日、米国で駐車代行アプリを手がけるスタートアップ企業のラクス(Luxe)社を買収した、と発表した。
米国シリコンバレーに本拠を置くラクスは、サンフランシスコ、ニューヨーク、シカゴなど、米国の主要都市で事業を展開。ドライバーが希望する場所で車を降りると、スマートフォンの専用アプリで呼び出されたプロの駐車係が、安全な駐車場を探して駐車を代行。顧客が望むなら、車に給油して洗車も行うサービスを提供している。
今回の買収は、ボルボカーズがユーザーの利便性を向上させるデジタルサービスの開発を、大幅に強化するのが狙い。ラクスの先進的なソフトウェアとテクノロジーのプラットフォームやエンジニアは、米国シリコンバレーのボルボカーズのデジタルセンターに組み込まれる。
ラクスのプラットフォームの買収は、ボルボ車の顧客にとって新しいレベルの利便性をもたらす。ボルボカーズによると、デジタルな顧客体験を追求するボルボカーズが、その開発のペースを大幅に加速させることが見込まれるという。