交通トラブルを巡る暴行事件、防犯カメラ映像から容疑者を逮捕

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今年6月、東京都大田区内の都道で通行を巡るトラブルから前走車の運転者に暴行を加えたとして、警視庁は8月31日、同区内に在住する男を傷害容疑で逮捕した。現場から逃走したが、周辺に設置された防犯カメラ映像から発覚したという。

警視庁・蒲田署によると、問題の事件は2017年6月2日の午後7時20分ごろ発生している。大田区新蒲田1丁目付近の都道を乗用車で走行していた47歳と、同方向に向かって走行していた別のクルマを運転していた男と車間距離などを巡るトラブルとなり、男性はこの男から暴行を受け、胸部骨折などの重傷を負った。

男はクルマで逃走したが、通報を受けた警察では交通トラブルを起因とした暴行事件として捜査を開始。周辺に設置された防犯カメラ映像の分析を進めたところ、同区内に在住する28歳の男が犯行に関与したものとみて任意で事情を聞いていたが、容疑への関与を大筋で認めたことから、31日に傷害容疑で逮捕した。

聴取に対して男は「相手が危険な運転をしていたのに文句を言ってきて腹が立った」などと供述しているようだ。警察では双方から改めて事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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