新京成電鉄は8月30日、千葉県鎌ヶ谷市内で行われている新京成線の連続立体交差事業(連立事業)について、下り線(京成津田沼方面)を10月21日の初発から高架線に切り替えると発表した。
この連立事業は、鎌ヶ谷大仏~くぬぎ山間4.1kmのうち約3.3kmの線路を高架化するもの。2014年5月に事業区間内の仮線切替が全て完了し、高架橋の建設工事が進められてきた。
下り線は10月20日の終列車後に切替を実施。翌21日の初発から高架線を走る。荒天の場合は21日の終列車後に切り替え、22日から高架線を走る。これにより北初富・新鎌ヶ谷・初富3駅の下りホームが高架化される。
新京成電鉄は「引き続き上り線の高架工事を進め、早期事業完了を目指してまいります」としている。上下線の高架化が完了すると、12カ所の踏切が解消される。