不正改造車、2017年度は1027台…排除強化月間で

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栃木県宇都宮市のインターパークショッピングビレッジ西側道路付近での街頭検査
  • 栃木県宇都宮市のインターパークショッピングビレッジ西側道路付近での街頭検査
  • 首都高速9号上りの辰巳第1パーキングエリアでの街頭検査の様子
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国土交通省は、2017年度の「不正改造車を排除する運動」強化月間に実施した街頭検査の結果、整備不良車・不正改造車合計307台に整備命令を発令したと発表した。

国土交通省では、騒音の原因となる違法マフラーを装着した車両など、悪質な不正改造車を排除するため、毎年、関係団体などと連携し「不正改造車を排除する運動」を実施している。今年6月の強化月間には、都道府県警察、自動車技術総合機構、軽自動車検査協会の協力のもと、街頭検査を325回実施し、2万2936台を検査した。このうち、二輪車・原動機付自転車が283台。

街頭検査の結果、1027台に整備不良や不正改造による基準不適合が確認された。内容別では違法な灯火器など、電気・灯火類が278件、着色フィルムなどの保安装置が220件、回転部分のはみ出しなどの車体・車枠が212件、基準不適合マフラーなどの騒音・排ガスが87件、車検切れが11台だった。

基準不適合が確認された車両は、ユーザーに対して改善指導を行うとともに、その場で改善されなかった307台に道路運送車両法に基づき整備命令を発令した。

《レスポンス編集部》

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