アイシン、愛知県西尾工場の新棟が稼動…AT増産に対応

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アイシン精機の愛知県西尾ダイカスト工場の新棟
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アイシン精機は8月8日、愛知県西尾ダイカスト工場において、新棟の稼動を開始した、と発表した。

アイシングループでは、乗用車用オートマチックトランスミッション(AT)の生産量拡大に対応するため、トランスミッションケースなどアルミダイカスト部品の生産を行う西尾ダイカスト工場の敷地内に建屋を増築してきた。今回、この新棟が完成し、操業を開始。生産能力を増強させた。

完成した新棟は、「技術と人のイノベーションによる世界で勝てるダイカスト工場の実現」がコンセプト。品質や生産性の向上に加えて、働く人の安全や環境にも配慮した最新鋭の工場とした。

新棟の完成により、アイシン精機は2018年3月までに、全7ラインの稼動体制となる予定。アイシングループはレクサス『LC』用に10速ATを新開発するなど、新世代ATの開発に力を入れていく。

《森脇稔》

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