ポルシェ、営業利益は16.7%増 2017年上半期決算

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ドイツのスポーツカーメーカー、ポルシェは7月28日、2017年上半期(1~6月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、上半期の売上高は118億ユーロ(約1兆5340億円)。前年同期の109億ユーロに対して、8.3%増加した。

また、2017年上半期の営業利益は、21億ユーロ(約2730億円)。前年同期の18億ユーロから16.7%増えた。営業利益率も、前年同期の16.8%から18.1%へ、引き上げる。

2017年上半期(1~6月)の世界新車販売台数は上半期の新記録となる12万6497台。前年同期比は7%増だった。最大市場の中国が3万5864台を販売。前年同期比は18%増と、2桁増を達成する。米国実績は、2万7568台。前年同期比は3%増だった。欧州は4万2972台を販売し、前年同期比は6%増。

ポルシェ取締役会のオリバー・ブルーメ会長は、「ポルシェの優先事項は顧客を喜ばせ、持続可能な雇用を創出すること。強い財務業績が、将来のための強固な基盤を作り出す」と語っている。

《森脇稔》

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