【鈴鹿8耐】4耐決勝はタイヤ選択が明暗を分ける展開に…優勝はYamaha Thailand Racing Team

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2017鈴鹿4耐決勝
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“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第40回記念大会の併催レースとして毎年開催されている、鈴鹿4時間耐久ロードレースの決勝が29日に行われ、No.99 Yamaha Thailand Racing Team(アヌパップ・サルムーン/ピラポン・ブンラート)がレースを制した!

グリッド上でぽつりぽつりと小粒の雨が落ちる中始まったスタート進行だったが、西コースで本格的な降雨があり、スタートは30分ディレイとなった。

各チームタイヤ選択に苦戦する路面状況となり、ドライ、レインが混在する中、オープニングラップを制したのはNo.7 Astra Honda Racing Team。その後に、ポールポジションスタートをしたNo.99、No.149 A.P HONDA RACING THAILANDと続いた。

その後着々とトップとの距離を詰めたNo.99と、トップNo.7とのテールtoノーズの接戦が繰り広げられるいっぽう、路面が乾き、続々と転倒が出る展開に。スタート後に降雨が強くなると想定し、レインタイヤでスタートしていたチームは、次々とタイヤ交換にピットインする。しかしタイヤ交換を想定していなかった為か、ピットワークに手間どるチームが多く、全体の順位が大きく入れ替わっていく。

ほぼ全チームドライタイヤへの交換を終えた時点でのトップは、No.108チーム能塚&Manual-Tech Kawasaki。激しいトップ争いを繰り広げた後、独走状態に。約2時間が経過し、タイヤ交換での波乱が落ち着き始めた頃、No.73 AKENO SPEED・YAMAHAが転倒。コース上にマシンが残ってしまいセーフティーカーが介入する事態に。

トップ独走中だったNo.108がピットインしたがタイミングが悪かった。セーフティーカー率いる隊列通過までピットアウトが出来なくなるというミスを犯し、4位に順位を落としてしまう。

残り1時間を切る頃にはNo.74 AKENO SPEED・YAMAHAと、No.99との激しいトップ争が繰り広げられるも、SC中の追い越し行為によりNo.99にストップ&ゴーペナルティが課せられる。

しかし、ペナルティ後も順位を落とす事無く、トップに迫り、抜きつ抜かれつテールtoノーズの激戦を繰り広げ、残り5分の所でトップに浮上! No.99がそのままチェッカーを受ける結果となった。

《先川知香》

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