2016年に発表された4代目スズキ『エスクード』に、スポーティー仕様ともいえる1.4リットルターボエンジンを搭載したモデルが追加された。
現行エスクードは、歴代エスクードとして初めて、フルモノコック構造のボディを持ったモデルとされ、大幅軽量化が施されたモデルである。新たに搭載する1.4リットル、ブーストジェットターボエンジンは、日本国内では初登場となるパワーユニットで、直噴、可変バルブタイミング機構などを備えたエンジンだ。
因みに現行エスクード、すべてこれを生産しているハンガリーのマジャールスズキ社からの輸入となっており、新しい1.4ターボも例外ではないから、日本では輸入車扱いとなる。
エンジンパワーは既存の1.6リットルNA仕様と比較して、パワーで約20%、トルクでは40%ほど増大した136ps/5500rpm、210Nm/2100~4000rpmとされている。従来から装備される、オールグリップやレーダーブレーキサポート2、ACCなどはすべて装備される。
またスポーティーモデルらしく、インテリアのエアコン吹き出し口のベゼルをメタリックレッドで塗装しているのが、このクルマの特徴的な部分だ。