三菱自動車は7月25日、2017年4~6月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は24万1000台。前年同期の22万1000台に対して、9%増加した。
市場別では、日本国内が1万9000台。前年同期の1万から、1.9倍と大きく増えた。これは、前年は燃費データの不正問題により、新車販売が大きく減少した反動による部分が大きい。
海外では、ASEANが5万4000台を販売。前年同期の5万台から、8%のプラスだった。欧州(ロシアを含む)は4万6000台。前年同期の4万7000台に対して、2.1%の落ち込み。『RVR』や『ミラージュ』の販売は増加した。
また、北米は3万6000台にとどまり、前年同期比は5.3%のマイナス。そんな中、SUVは『アウトランダー』を中心に、堅調な販売を示す。
三菱自動車の2016年度の世界新車販売は、92万6000台。前年に対して、11.7%減少している。