日立オートモティブシステムズは7月25日、同社のADAS(先進運転支援システム)ECU(電子制御ユニット)が、日産『エクストレイル』改良新型に採用された、と発表した。
日立オートモティブシステムズのADAS ECUは、車間距離を制御するACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)システムや衝突被害軽減ブレーキシステム、車線逸脱警報システムなど、複数の運転支援システムを単一のコントローラーに統合したADASの中核製品。
エクストレイルの改良新型モデルには、高速道路における渋滞走行と長時間の巡航走行の2つのシーンで、アクセル、ブレーキ、ステアリングのすべてを自動的に制御し、ドライバーをサポートする高速道路同一車線自動運転技術の「プロパイロット」を初搭載。日立オートモティブシステムズは、その機能を電子制御ユニットで支援している。
日立オートモティブシステムズは、「今後も自動車メーカーにおける自動運転技術搭載車の実用化や普及に貢献していく」と説明している。