踏切内に立ち往生していた軽トラックと列車が衝突、車外の運転者が負傷

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20日午前9時40分ごろ、岡山県岡山市東区内にあるJR赤穂線の踏切で、踏切内に立ち往生していた軽トラックと通過中の普通列車が衝突する事故が起きた。この事故で軽トラックを運転していた高齢女性が軽傷を負っている。

岡山県警・岡山東署によると、現場は岡山市東区西大寺松崎付近にある踏切で警報機と遮断機が設置されている。軽トラックが踏切へ進入した直後に警報機や遮断機が作動して内部に立ち往生。運転していた同市内に在住する74歳の女性は車外に出て遮断機を上げようとしたところ、通過した上り普通列車(岡山発/播州赤穂行き、3両編成)が衝突した。

衝突によって軽トラックは中破。列車が押し出したクルマと接触した女性が打撲などの軽傷。列車の乗客乗員約90人にケガはなかった。

踏切内に閉じ込められた場合、遮断機は内部から押し出すことで動くようになっており、警察では注意を呼びかけるとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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