九州北部を襲った豪雨の影響で運休中の特急『ゆふ』が、7月24日から臨時列車として日田~大分・別符間のみ運転を再開することが決まった。博多~日田間は引き続き運休する。
『ゆふ』は博多~大分・別符間を久大本線経由で結ぶ特急列車。豪雨の影響で久大本線光岡~日田間の花月川橋りょう(大分県日田市)が流失したため、『ゆふ』は全区間で運転を見合わせている。
JR九州によると、7月24日から臨時特急『ゆふ81~84号』を日田~大分・別符間で運転する。時刻は下りの『81号』が日田9時08分発~別府11時02分着、『83号』が日田10時41分発~別府13時25分着。上りは『82号』が大分8時21分発~日田9時58分着、『84号』が別符17時42分発~日田19時35分着だ。
久大本線では『ゆふ』のほか、博多~由布院・別符間を結ぶ観光客向けの特急『ゆふいんの森』も運転されていた。7月15日からは、博多~由布院間を鹿児島本線(小倉)~日豊本線(別符・大分)~久大本線経由で結ぶ臨時特急『ゆふいんの森91~94号』が運行されている。