飛び出しか、道路を単独横断の男児が乗用車にはねられ死亡

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5日午後5時10分ごろ、長野県千曲市内の県道で、徒歩で道路を横断していた6歳の男児に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。男児は収容先の病院で死亡。警察はクルマの運転者から事情を聞いている。

長野県警・千曲署によると、現場は千曲市森付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。6歳の男児は徒歩で道路を横断しようとしたところ、右方向から交差進行してきた乗用車にはねられた。

男児は全身を強打。意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、回復することなく約10時間後に死亡した。クルマを運転していた同市内に在住する70歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

聴取に対して運転者の男性は「子供が飛び出してきて、ブレーキが間に合わなかった」などと供述しているようだ。警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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