ミシュラン、組織をグローバル規模で再編…デジタル化などに対応

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ミシュラン パイロットスポーツ カップ2
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フランスに本拠を置くタイヤ製造大手、ミシュランは6月23日、顧客により良いサービスを提供する目的で、組織のグローバル再編プロジェクトを発表した。

ミシュランは、顧客と従業員の進化する需要に対応するために、事業を適応させることによって、成長を促進する新しい組織プロジェクトを開始。この新しい組織は、ミシュランの機動性を高め、競争力を維持し、将来の課題に円滑に対応できるように構築されている。

この徹底的な改革の目的は、顧客満足度の向上、各チームへの権限付与、運用の簡素化、グループのデジタル化など。

新組織では、世界市場を北米、東アジア、オーストラリア、中国、中欧、北欧、アフリカ&インド、中東、南米、中米の10の新しい地域に分割。それぞれに、現在よりも多くの責任を持たせる体制とする。

また、サプライチェーン、マーケティング&セールスサポート、購買、業務品質保証、企業・ビジネスサービス(CBS)など、8つの運営部門を設置。地域およびビジネスの専門知識とサポートを提供することを目指す。

ミシュランは、「この機会を利用し、進化の過程で各従業員をサポートしながら、組織を変革していく」とコメントしている。

《森脇稔》

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