現場で採取した破片と防犯カメラ映像で車両特定、ひき逃げ容疑者を逮捕

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21日午前3時50分ごろ、滋賀県守山市内の県道で、徒歩で横断歩道を渡っていた高齢女性に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。女性は死亡。クルマは逃走したが、警察は防犯カメラ映像から容疑車両を特定し、運転者を逮捕している。

滋賀県警・守山署によると、現場は守山市市吉身1丁目付近で片側1車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。84歳の女性は徒歩で横断歩道を渡っていたところ、交差進行してきた軽乗用車にはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打などが原因でまもなく死亡。クルマはそのまま逃走したが、警察は現場で採取した破片や付近に設置された防犯カメラ映像から容疑車両を特定。同市内に在住する29歳の男が容疑に関与したものと断定し、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「怖くなって逃げた。事故を起こしたことは間違いない」などと供述しているようだ。警察では事故当時の信号表示状況を含め、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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