「家族はどこ?」災害時の所在地確認に対応…小田急電鉄の公式アプリ 6月7日配信開始

鉄道 企業動向
「小田急アプリ」の画面イメージ。6月7日から配信される。
  • 「小田急アプリ」の画面イメージ。6月7日から配信される。
  • 駅構内の混雑情報(右)も提供。利用者は人型アイコンに置き換えて表示する。

小田急電鉄は6月2日、公式スマートフォンアプリ「小田急アプリ」を6月7日から配信すると発表した。時刻表や駅構内図などを確認できるほか、リアルタイム運行情報や災害関連情報も提供される。

「小田急アプリ」は、列車の走行位置をリアルタイムで確認できる機能を搭載。列車に遅れが生じた場合は、利用者にプッシュ配信で通知する。一部の列車は車内温度や混雑状況も表示する。駅構内の混雑情報も提供し、利用者を人型アイコンに置き換えた画像で改札口付近の混雑状況を確認できるようにする。

災害関連の情報提供も充実させ、駅の近くにある避難場所の地図情報を掲載する。また、災害発生時のみ利用できる家族位置情報表示機能(ペアリング表示)を搭載。あらかじめ設定しておいた家族などの所在地を地図上で確認できるようにする。

対応OSはiOS8.0~10.0とAndroid4.1~7.0のスマートフォン。6月7日からApp StoreとGoogle Playで提供する。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集