モチュールが全国オートバイ協同組合連合会の推奨オイルに決定…調印式

モーターサイクル 企業動向
大村会長(左)とゾーグCEO
  • 大村会長(左)とゾーグCEO
  • テクノイル・ジャポン K.K.のグレゴア・ゾーグ CEO
  • 全国オートバイ協同組合連合会の大村直幸会長
  • モチュールの2輪用オイル
  • モチュールの2輪用オイル
  • モチュールをパートナーに迎えたヨシムラスズキ『GSX-R750』(1986年)

フランスのオイルブランド「MOTUL」(モチュール)の総輸入販売元、テクノイル・ジャポン K.K.と日本の2輪ショップを会員とする全国組織、全国オートバイ協同組合連合会が事業提携を結び、18日にANAインターコンチネンタルホテル東京で調印式がおこなわれた。

調印式には全国オートバイ協同組合連合会(AJ)の大村直幸会長と、テクノイル・ジャポン K.K.のグレゴア・ゾーグ CEOが参加。両者が署名した後、握手が交わされた。提携の内容はモチュール製品をAJの推奨オイルとして指定するというもの。大村会長は挨拶で「提携をもとにAJの活動を加速させ、モチュール製品の販売にも繋げていければ」と期待を述べた。

またゾーグ CEOは「モチュールはモータースポーツに大きな興味を持っていますが、それ以上にモーターサイクルそのものに情熱を抱いています。AJと手を組むことで、2輪車業界に大きく貢献できると考えています」と挨拶。

フランスで1853年に誕生したモチュールは、以前からジャンルを問わずモータースポーツのサポートを幅広く展開してきた。その内容もチームのスポンサードからシリーズ全体のタイトルスポンサーまでとさまざま。日本でもその歴史は長く、2輪と4輪のレースファンの間では比較的知られたブランドだ。

いっぽうサーキット外でも、被災地域の2輪ショップを支援するといった活動を展開してきた。テクノイル・ジャポン K.K.では今回の提携により、こうしたモータースポーツ以外での取り組みをさらに強化できると期待する。「バイク社会の健全な発展と、業界の更なる拡大に貢献したい」と同社は説明している。

《古庄 速人》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集