アメリカ空軍、無人偵察機「RQ-4 グローバルホーク」を横田基地へ暫定配備

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無人偵察機「RQ-4 グローバルホーク」
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  • 5月から10月までの間、米軍横田基地へ暫定配備されることになった最新鋭の無人偵察機「RQ-4 グローバルホーク」。第1陣は1日深夜に到着した。

アメリカ空軍は1日、最新鋭の無人偵察機「RQ-4 グローバルホーク」を横田基地(東京都福生市)に暫定配備した。本来の配備基地であるグアム・アンダーセン基地が台風で使えなくなる時期を考慮しての移動配備で、10月まで横田基地に留まる予定となっている。

RQ-4は大型の無人偵察機でアメリカ空軍が運用している。純然たる偵察用となっており、武装は有していない。ここ数年は6~10月の台風シーズンになるとグアムから三沢基地(青森県三沢市)に移動配備されるのが恒例となっていたが、今年は三沢基地で滑走路の改修工事が予定されているため、その代替として横田基地への配備となった。

第1陣となる1機は、1日の午後10時ごろに横田基地へ到着。今後さらに4機が1週間ほどを要してグアムから順次到着する見込みだ。偵察任務中の操縦は衛星通信を介してアメリカ本土から行なうが、離着陸時の操縦は横田に駐留するグローバルホークの管理部隊が行なうことになっている。

横田基地を拠点とした偵察任務がどのようなものなのかは明らかにされていない。高高度での飛行と、長い滞空時間を誇る機体であり、アジア全域で使われる可能性が考えられる。

《石田真一》

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